現在、いわき湯本温泉には、被災地からの避難者の他に、復興支援や東電関係のお客様も多数ご宿泊になっております。いわき湯本温泉としても、原発問題を少しでも早く終息する手助けとなるよう、東電関連のお客様にお泊まりいただいております。
しかしながら、一部の善良な市民の方から、「湯本の旅館は原発関連会社を受け入れ湯本を放射線の危険にさらしているのではないか?」とのご指摘をいただきました。当然のご心配だと思います。また、「常磐湯本温泉の環境をまもる会」の野木武司と称する人物も、ことさらに市民の不安を煽るような文章と、1953年水爆実験が行われた近くのセミパラチンクス村で暮らす人々の写真集「放射能の恐怖(森住卓)」のコピーを携え、湯本で配布しています。
この点につきましては、原発関連会社も神経をとがらせ、徹底的に除洗し、放射性物質を測定し確認します。宿泊施設に向かう際も、もちろん現地に向かう車は使うことなく、清潔な車やバスで湯本に送り届け、宿泊地に放射物質を持ち込まない対策をしております。
安心、安全を前提に、いわき湯本温泉旅館協同組合としても、各宿泊施設には、現在宿泊中の会社の責任者・担当者に、定期的にスクリーニングの確認証明書を提出していただくよう、また、車に関しても安全対策の依頼をするようお願いいたします。当旅館組合としては、市民の皆様に安心していただけますよう、これらを情報公開してまいります。
今、放射能の恐怖を大袈裟に吹聴する一部のマスコミや人々のために、風評被害が起こっています。悲しいことに、他県では、福島県人が宿泊や入居を拒否されたり、「いわきナンバー」の車が傷つけられたり、駐車を断られるなどの報告もあると聞いております。
だからこそ、いわき湯本温泉としては、風評被害に惑わされることなく、原発の終息に向けて戦う復興・工事関係のお客様を進んで受け入れ、応援していきたいと思います。
つきましては、お客様、並びに、関係各位のご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
4月10日(日) いわき湯本温泉旅館協同組合