男湯

女湯

入浴時間:午後2:00〜翌朝9:00まで (9:00〜午後2:00までは清掃時間)

スミレ館の温泉は、源泉100%掛け流しの温泉です。
新鮮な温泉をたっぷり堪能してください。

日帰り入浴 

料 金:大人¥500 小学生¥200 幼児無料
時 間:午後2時〜夜7時まで (最終受付は夜6時30分)
回数券:¥9,800 (28枚)…1回あたり350円とお得です!!
※入浴時間が変更になる場合がございます、事前に確認をお願いします。

温泉の古い歴史

 湯本温泉で最も古い記録は、延長五年(927)の延喜式神名帳に「陸奥国磐城郡小七座・ 温泉(ゆ)神社」とあることによります。しかし、奈良時代に石城国が設置されたことや 陸奥国磐城郡の名があることから、開湯は奈良時代にさかのぼることができるでしょう。
坑内に湧出する温泉を毎分80t汲み上げ川へ排出
湯本町全景

石炭採掘の為温泉汲み上げを川へ排出


  南北朝動乱期には南朝方の湯本城が築かれたが、落城しました。
戦国期には岩城氏の所領で、湯本は若松氏が治めていました。
当時岩城、佐竹、田村氏などの戦国領主が湯本に湯治に来ていたことが記録されています。 江戸時代初期から中期にかけて、鳥居・内藤氏の所領であったが、延享四年内藤氏の延岡転封後は小名浜代官領となり、明治維新まで続きました。浜街道が整備されると、 唯一の温泉宿場として栄え、年間約2万人前後の浴客で賑わいました。温泉は、地表に湧出しておりました。

  しかし、明治期になると中央資本が常磐で大規模な石炭採掘を始め、 坑内に湧出する温泉を汲み上げ、温泉面の低下を来し、大正8年には湯脈が断たれ温泉町として機能を失いました。反面、出炭量は増大し、石炭景気で湯本町商店街は繁栄し、 それは昭和40年代まで続きました。しかし先人達の活躍により、温泉揚湯会社を設立し、毎分5トンの揚湯を確保しました。(揚湯にもかからわず、年々温泉面は上昇しております。)

  昭和40年中頃から石炭の斜陽と共に閉山が続き、人口の流失などがありましたが、炭坑会社は温泉娯楽施設(現 スパリゾート ハワイアンズ)などを設立し企業転換を図ったため、 他の鉱山都市のような大きなダメージは受けませんでした。温泉源の確保と相まり、旧来からの温泉観光地として、 常磐線及び常磐自動車道唯一の温泉地として繁栄しております。

温泉の正しい入り方

まず始めに

 せっかくの温泉旅行なのですぐにでもお風呂に入りたい所だと思います。でもちょっと待ってください。 お茶でも飲みながら、少なくとも30分以上は休息を取ってからご入浴下さい。
入浴の注意点

お勧め入浴法

1.食前食後の入浴

温泉に入ると、全身の血行が良くなり、胃腸に回るべき血液が不足しがちになります。そこで、食事の直前の入浴や直後の入浴は、消化不良の原因となりますので、避けてください。

2.かけ湯は念入りに

冷たい身体をいきなり温泉で温めますと、血圧が急上昇してとても危険です。 かけ湯は、身体の末端から順次行い、身体を徐々に温泉の温度に慣らしていくことが大切です。これが入浴時の温熱刺激への準備運動となります。出来れば、頭部にも十分なかけ湯をお勧めします。これらが血圧の急上昇や湯から上がるときの立ちくらみなどの予防になります。特に冬場や温泉の温度が高いときなどは、意識してかけ湯を励行してください。

3.半身浴から

水圧が血液循環を良くする湯船の中では身体にかなりの水圧がかかり、特に皮膚表面の静脈や血液を多く含む肝臓・脾臓・筋肉などが圧迫され血液が心臓に戻り、心臓にかかる負担が大きくなります。また、横隔膜が押し上げられ肺の容積が小さくなり、補うため呼吸数が増加します。健康な人にはそれらが心地よい刺激となるのですが、心肺機能の弱い人や病気の方には過剰な負担となります。これらを緩やかにするため、かけ湯が終わったら静かに湯船に入ります。湯船の端に腰掛けて足だけ入れるのも良いでしょう。まず最初は身体の半分の高さまでのお湯に入ると身体に無理がかかりません。これが半身浴と呼ばれる入り方です。

4.温泉から上がるとき

肌に付いた温泉の薬効は3時間程度は持続します。あがり湯として水道のお湯をかぶったり、シャワーを浴びたりするのが習慣となっているようですが、せっかくの温泉です、そのまま拭いてあがったほうが効果的です。
*特段に肌の弱い方は、湯上がり後保湿剤などのご利用をお薦めします。

5.あがったあとは

当温泉は、体が良く暖まりますが、冷房や扇風機は冷やしすぎになりますので、出来れば、自然の風で涼みましょう。 湯あがりは、気分は爽快ですが、思った以上に身体は疲れています。少なくとも30分ぐらいは横になってゆっくりお休み下さい。また、水分補給もお忘れなく。

温泉の泉質と効能

温 泉 の 泉 質

 源 泉 名 / いわき湯本温泉 湯本温泉源泉
 源泉所在地 / 福島県いわき市常磐湯本町台山20番1
 源 泉 温 度 / 59.8℃(気温 17℃)
 成   分 / 含硫黄、ナトリウム、塩化物
 泉 質 名 / 硫酸塩温泉(硫黄泉)
 p H 値 / 8.1
(略記泉質名 含S-Na-Cl ・ SO4 温泉)

療養泉分類の泉質に基づく、適応症、禁忌症

●泉質別適応症
慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病、火傷、動脈硬化症、虚弱児童
一般的適応症
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
泉質別禁忌症
皮膚・粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人
一般的禁忌症
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性結核、悪性腫瘍、心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、妊娠中(初期と末期)、その他 一般に病勢進行中の疾患


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